腸炎ビブリオ

夏場でもカンピロバクターやノロウイルスによる食中毒が多い中、「夏らしい」集団
食中毒が起きてしまいました。

新潟県の飲食店さんが調理した仕出し料理を食べた13グループ132人のうち、12グル
ープ49人が下痢、腹痛、吐き気、発熱などの症状を訴え、患者さんから腸炎ビブリオ
が検出されました。

腸炎ビブリオは元々、海の中に生息していて、海水の温度が20℃以上に上昇すると
急激に増殖して魚介類に付着します。

また、他の細菌類と比べて増殖スピードがすごく速いところに食中毒を起こすひとつ
の要素があります。

弱点は真水で、魚介類は真水でよく洗うことが食中毒の予防のポイントです。
そして、魚介類は冷蔵庫(4℃以下)で保存し、冷蔵庫から出した後は速やかに食べ
ることが大切です。

もちろん、加熱は有効な食中毒予防手段ですが、お刺身では食べられなくなってしま
いますね。

それと、今はやりの(?)魚の寄生虫であるアニサキスは冷凍することで死滅します
が、この腸炎ビブリオを含む細菌類は全て冷凍しても増殖はしませんが、死滅するこ
とはありません。

ちなみに、昨年度の全国の腸炎ビブリオによる食中毒は12件、患者数は240人となっ
ています。(厚労省の集計)

実際には自分で釣ってきた魚が原因になったケースとかで何倍もの患者さんがいるん
でしょうね。

夏でも美味しいお刺身を、安心していただきたいものです。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

QCマスター

Author:QCマスター
株式会社 食品の品質管理研究所
代表取締役 花野 章二
食品衛生コンサルタントとして独立開業いたしました。
どうぞ宜しくお願いいたします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
見にきてくれてありがとう
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR