カンピロバクター

新潟県の妙高市猪野山の山中の湧水を飲んだ小学生とその家族43人が発熱や下痢
などの症状を訴え、12人から食中毒菌のカンピロバクターが検出されました。

新潟県によると、市内の小学校3年生66人は5月26日に地域に伝わる水を調べる
校外学習の一環でこの場所を訪れ、引率の先生とともに湧水を飲みました。

子供たちが湧水をペットボトルに入れて持ち帰ったところ、飲んだ家族も相次いで
発熱や下痢を発症してしまいました。

県は湧水を煮沸せずに飲用する授業は不適切だったとして、この小学校を指導する
とともに、湧水の近くには「生で飲まないように」などとする立札を設置しました。

水の美味しい日本には各地に「名水百選」とかいって「美味しい水」があります。
でも、どれもこの事例と同じリスクが潜んでいます。

今回のカンピロバクターだけでなく、病原大腸菌や赤痢菌、ノロウイルスにサルモ
ネラなんかが湧水、沢水、地下水などによって食中毒を発生させています。

人が滅多に入らないような山中でも動物はいますので、水が有害微生物に汚染され
ていることもあるわけです。

さて、このカンピロバクターによる食中毒は非常に多く、年中発生しています。
毎年300~400件前後発生し、患者数は2000~3000人くらいにのぼります。

発生件数でいえばノロウイルスのそれと同じくらいです。(患者数はノロウイルス
のほうが多くて毎年10000~20000人くらい!)

ただ、この数字はいずれも届け出られた数であり、実際にはカンピロバクターによ
る食中毒患者数は推計で年間300万人以上というデータもあります。

そして、カンピロバクターによる食中毒の原因食としては鶏肉の生食(鶏のユッケ、
たたき、刺身など)が最近、非常に多くなっています。

重症化することは少ないですが鶏肉の生食はやめといたほうがいい。
それと、生水もね。


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Author:QCマスター
株式会社 食品の品質管理研究所
代表取締役 花野 章二
食品衛生コンサルタントとして独立開業いたしました。
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