ギョウジャニンニク

北海道の富良野保健所は、食用の山菜であるギョウジャニンニクと間違えて、有毒の
イヌサフランを食べたとみられる70~80歳代の男女3人の方が食中毒症状を訴えて、
そのうちの80歳代の女性が亡くなったと発表しました。

この3人は家族で、知人宅に生えていた植物をギョウジャニンニクとして採取し、自
宅で油で炒めて食べ、当日の夜になって下痢や嘔吐などを訴えて病院に搬送されまし
たが80代の女性は容体が悪化し、亡くなられということです。

ギョウジャニンニクはネギ科の多年草で、生のままやおひたし、ギョウザ、卵焼きに
混ぜたりして食用になります。

今回、誤食したイヌサフランはユリ科の球根植物ですが、葉の感じなんかはギョウジャ
ニンニクとよく似ています。

きれいな花が咲き、観賞用でもありますがコルヒチンという有毒物質(薬用でもある)
が含まれており、最近では2007年、2014年、2015年、2016年にそれぞれ死亡事故が
起きています。

例年、この時期には有毒植物の誤食による食中毒事故が多発します。
今年も、特にスイセンをニラと間違って食中毒を起こす事例が多く、長野県の高等専修
学校では14人もの患者を出してしまいました。

スイセンも過去に死亡事故を起こしており、注意が必要ですね。
キノコ類もそうですが、食用のものと確実に判断できない限りは絶対に、食べないこ
と、人にあげないこと、そして売らないことが大事です。

私たちの身の回りには、食べると危ない植物、動物、魚介類、なんかがいっぱいです。
でも自然毒による食中毒の大半は、それらを良く知ることによって防ぐことができるは
ずです。

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。               合掌


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後を絶ちません

植物の誤食、今年も中毒事例が何度か報道されていますが、後を絶ちません。
私達は仕事柄過敏なので、こういった報道が気になるのでしょうか。
山梨でも例のニラとスイセンを一緒に食べた事件が有ったばかりです。

Re: 後を絶ちません

MK 様

いつもありがとうございます❗
ニラと信じて疑わなかったら、スイセンもニラの香りがするんでしょうね。
イヌサフランも香りは違うと思いますが…
本当に後を絶ちませんね。
プロフィール

QCマスター

Author:QCマスター
株式会社 食品の品質管理研究所
代表取締役 花野 章二
食品衛生コンサルタントとして独立開業いたしました。
どうぞ宜しくお願いいたします。

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