蒲鉾

鹿児島のメーカーさん製造の「正月用蒲鉾 6商品」の一部において、冷却不足によ
り、腐敗している可能性があるということで回収されています。

お正月に欠かせない「伊達巻」から始まって、「だし巻」「厚焼たまご」そして、今
回は本命(?)の蒲鉾です。

私の好物の蒲鉾は、おせち料理の中では主役級ですね。
しかし、もともと練り物はカビや細菌に弱く、傷みやすい食品ですので製造環境を清
潔に保つことが大切ですし、今回の事例のように冷却不足があってはすぐに傷んでし
まいます。

従来は、主として「ソルビン酸」などの保存料がよく使われていましたが、昨今は保
存料無添加をウリにしているのが多くなっています。

今回の商品については判りませんが、腐敗を防ぐための保存料なんですから微生物
を制御できないんなら使った方がいいです。
保存料のお蔭で安全に食べることができるわけですので、その方がずっといい。

ちなみに蒲鉾の歴史は古く、平安時代の「類聚雑要抄」という書物の中には藤原忠実
が永久3年(1115年)に転居祝いに宴会を開いた際に串に刺した蒲鉾が登場します。
この1115年の数字から、11月15日は「蒲鉾の日」なんだそうです。

さて、このメーカーさんの主力商品は蒲鉾ではなくって、鹿児島名物の「さつま揚げ」
なんです。

「さつま揚げ」は油で揚げた「蒲鉾」なので、蒸したものよりも残っている細菌数は
少ないのかもしれませんね。

油断大敵です。


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Author:QCマスター
株式会社 食品の品質管理研究所
代表取締役 花野 章二
食品衛生コンサルタントとして独立開業いたしました。
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